思考の社会学 ~心理学革命~

人それぞれ、様々な個性的思考のもと、論議し生活している。我々は人々に影響を与え、影響を受け、時代が変わってきた。 そんな様々な思考が交錯することで生じる時代変化など、心理学的にまた社会学的に考察する。

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人の振り見て 我が振り示せ

「人の振り見て、我が振り直せ」といったものがある。人の振りを見て嫌な感じをしたり、不愉快に思った時には、他の人もそう思うであろうから、自分の振りについても該当する箇所がないかを充分に点検し、あれば直すように心掛ける諺だ。

しかし現代は、我が振りを直したところで、あまり役に立たないどころか、茶化されたり、恐縮を被せられる傾向にある。むしろ人の振りを見た際には、それをみんなの集まる場の話題に取り上げ、自らの人間観察力によって活躍の場の確保に役立てようとしている。

例えばタモリやロンブー淳なんかは、仕草の心理学の達人と言える。あのミョ~~~に目立たぬ無駄のない仕草と、ミョ~~~に目立たぬ観察を怠らない視線には、人々のなす無駄な仕草についての心理学的洞察力があらわれている。人々が会話に乗り遅れまいとしたり、自分の出番を逃すまいとしたりする様子などについて、たいそう敏感であり、しかもその人々の無駄な振りを見て、自らの振りの無駄のなさへと、気づかれないよう上手に利用している。

実に「人の振り見て、我が振り示せ」とは、彼らから学べる事柄である。あの目立たぬ無駄のない仕草は、我が振りを直した結果ではなく、我が振りを示しているものである。彼らは無駄のない仕草の効果を知っており、かつその効果を見ているのである。他の芸人の中にも、人々の仕草の観察に優れている者がいるのだが、たいていはツッコミや仕切り発言に頼ってしまっていて、自らの無駄なき仕草には、充分に利用されてはいない。むしろ安住紳一郎アナウンサーの方が、かなりの役者である。他にV6の三宅健も同系列に属する感じはするのだが、ただ彼の場合は、その華麗さを誰かに見せたくて仕方がない欲望が、ミョ~~~に目立ったカメラ目線にあらわれてしまっている感じだ。

一方、同じように人々の仕草について敏感ではあるが、タモリや淳のような自らの無駄なき仕草への利用ではなく、なかば機械的でパントマイム的動きにも似た、流石はイタリア人のジローラモさんもいる。日本人で言えば、水谷豊や武田真治が該当しよう。前者は手品師で、後者はピエロと分類できるかも知れない。マイケルジャクソンの動きには、何か両方の架け渡しを担っていたようにも思えてくるが、気のせいだろうか……

あとビートたけしや桑田佳祐の場合は、人々に示しておきたい理念が先行しているためか、得体の知れぬ何者かに巻かれたというよりは、むしろ自分自身で巻いたゼンマイ仕掛けの道化といった感じがしてしまう。


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  1. 2010/05/11(火) 21:34:59|
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