思考の社会学 ~心理学革命~

人それぞれ、様々な個性的思考のもと、論議し生活している。我々は人々に影響を与え、影響を受け、時代が変わってきた。 そんな様々な思考が交錯することで生じる時代変化など、心理学的にまた社会学的に考察する。

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パーソンズとシュッツ



パーソンズ(1902-1979)とシュッツ(1899-1959)の間では、パーソンズ『社会的行為の構造』1937 の書評をシュッツが依頼されたことが契機となって、以後数年間ほど議論が交わされていたようである。

そんなパーソンズのシュッツの違いとして、「内面化 internalization」と「内集団 in-group」に注目しておこう。『社会的行為の構造』より十四年後の『社会体系論』1951 を読む限りパーソンズは「内面化」を重視しており、シュッツの『ストレンジャー』1944 や『平等と社会的世界の意味構造』1957 ではサムナーの「内集団」が重要視されているのがわかります。

そのように区分しておきますと、「内集団」を扱っているマートンの『社会理論と社会構造』1949,1957 の方がパーソンズよりもシュッツに近く、「内面化」を多用しているバーガー=ルックマンの『日常世界の構成』1966 はシュッツよりもパーソンズに近いことになる。

さらに機能主義のパーソンズとマートン、非機能主義のシュッツとバーガー=ルックマンと区別するならば、四つの分類が可能となろう。



(パーソンズとシュッツを両極とし、その中間にマートンとバーガー=ルックマンの二つの立場がある)



あとパーソンズ批判としましては他にもグールドナー『社会学の再生を求めて』1970 があり、同書・第Ⅰ部・第四章では第一次大戦(十代前半のパーソンズ世代)、大衆消費社会が進んだアメリカの1920年代、そして大恐慌(二十代後半のパーソンズ世代)や第二次大戦とそれぞれの時期におけるパーソンズ中産階級世代の物の見方を想定しながら説明されており、同書・第Ⅲ部・第十章ではコロンビア大学をはじめとした大学紛争の1968年頃から若い社会学者への急速な移行が認められるようである。



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  1. 2015/04/21(火) 00:00:00|
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