思考の社会学 ~心理学革命~

人それぞれ、様々な個性的思考のもと、論議し生活している。我々は人々に影響を与え、影響を受け、時代が変わってきた。 そんな様々な思考が交錯することで生じる時代変化など、心理学的にまた社会学的に考察する。

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H.S.ベッカーとゴッフマン(1963) ~解説の相互作用~




1962年のマクルーハン『グーテンベルクの銀河系』、ブーアスティン『幻影の時代 ~マスコミが製造する事実~』、マハループ『アメリカにおける知識の生産と分配』は、従来に比べて知識や情報の社会的な流れについて注目し始めた頃でした。

しかし8月にワシントン大行進がなされた1963年には、ラベリング理論のベッカー(1928-)『アウトサイダーズ』やゴッフマン(1922-1982)『スティグマ』のような、ある他者や他集団に向けて発せられる解釈図式の社会的影響について記されました。

たとえば誇示的消費(ヴェブレン 1899)が自分の立場を高く見せるためになさるのにたいして、ラベリングの場合は他者の立場を低く見せるためになされると言った感じでしょうし、またバンドワゴン効果(ライベンシュタイン 1950)が自分にとって有利となると思ってなされる他者指向(リースマン 1950)であるのにたいして、ラベリングの場合は他者を不利な沈黙の螺旋へ追いやる解釈の発信に相当すると言えましょう。

知識や情報の社会的流通には発信者の解説権とその支持者の動向が相互(支持者はお気に入り発信者を支え、発信者は支持者の動向を考慮する)に働いており、色んな解説権(たとえば政治における右派左派の社会的混在)がある中でのそれぞれ構成員たちの社会的対応によって、まさに文化的な国家の状態(治安の良し悪しや議論決議による社会的改革度)が現れているのである。



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  1. 2015/04/06(月) 23:00:00|
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