思考の社会学 ~心理学革命~

人それぞれ、様々な個性的思考のもと、論議し生活している。我々は人々に影響を与え、影響を受け、時代が変わってきた。 そんな様々な思考が交錯することで生じる時代変化など、心理学的にまた社会学的に考察する。

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形容動詞も自由研究 ~ラ行活用の場合~



さて形容詞と形容動詞の活用を部分的に拾ってみると、それらの活用には互いに動詞のラ行活用によく似た部分を含んでいます。





形容動詞には『動詞』という文句が含まれているので動詞ラ行活用と似ていても納得できる感じですが、実は形容詞も似たところがあるようです。ただ形容詞の場合は終止形で『し』が用いられていたり、あるいは連用形『よく』や連体形『よき』のような他の活用も残していますので、とても注意が必要となります。(形容動詞の場合も、他に連用形『に』という活用などを含んでいる)

そこで形容詞の連用形『く』や連体形『き』について注意してみますと、どうも文章内の動詞の活用と対応しているんじゃないかという疑惑を抱かせます。


『速く動く』
『速き(い)動き』


ごらんの通り、用言にかかる連用形は同じウ段の『く』が対応していて、体言にかかる連体形にしても同じイ段の『き』が対応していると考えられるわけです。


さて話は形容動詞に戻りますが、そもそも形容動詞にはナリ活用の他にも立派なタリ活用があります。そのタリ活用について言いますと、漢字熟語に接続するのが基本でして、やたらと『~然たり』が多いのが特徴のようです。(ナリ活用の場合は造語性たっぷりの『~的なり』を多く含む)

それから『堂々たり』の語源については、おそらく『堂々とあり』『堂々toaり』『堂々taり』(o脱落縮約) と推移したんじゃないかと思えたりもし、活用部分には形容詞や形容動詞ナリ活用にも部分的に見られたようなラ行活用が働いています。



『(よ)くあり』>『かり』>『(よ)か』(リ脱落)?

『(綺麗)にあり』>『なり』>『(綺麗)な』(リ脱落)?

『(綺麗)である』>『だる』>『(綺麗)だ』(ル脱落)?

『(歴然)とあり』>『(歴然)たり』(リ脱落で現代の過去助詞『た』)?



そうだな、『~に』と関係していたであろうナリ活用の場合は、カ行活用終止形の動詞語尾『く』と共同した形容詞連用形『く』と同様な【推移・移行の方向性】が感じられるのに比べて、『~と』と関係していたであろうタリ活用の場合は、何か【どっしりと居座っている雰囲気】がするね。多分、漢字が入ってきてから、推移や移行を示さない普遍性の主張が始まった日本語なのかも…………



あと形容動詞の呼び名については、海外において『名詞的形容詞』と命名されたりしているようでありまして、すれば同様に動詞『~する』にたいしても『名詞的動詞』とみなしても構わないんじゃないかと思えて来ます。
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  1. 2014/07/15(火) 22:51:43|
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