思考の社会学 ~心理学革命~

人それぞれ、様々な個性的思考のもと、論議し生活している。我々は人々に影響を与え、影響を受け、時代が変わってきた。 そんな様々な思考が交錯することで生じる時代変化など、心理学的にまた社会学的に考察する。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

【試論】『決める・決まる』『定める・定まる』~外来起源はどちらか?~




『決める・決まる』は古語・下二段『決む』に由来し、『定める・定まる』は古語・下二段『定む』に由来する。

こんなに似た意味の言葉が同じ活用を辿りながら『-める・-まる』の対応語となって現在まで引き継がれているのは異様である。もちろん似ていると言っても微妙な意味の違いもあり、どちらかが後から来た外来語と考えられよう。

単純に考えておくならば、語幹部一文字の方が土着性が強いと思われるため、おそらく『定む』の方で後発の到来語であろう。

また意味合いの違いからも推測できるかも知れない。漢字によって当てはめられた訓読みを調べると、『決』の場合は堤防が大水によって決壊する様子で、『定』は家が正しく建つ様子のようなのだ。つまり戦いによる勝ち残こり結果の『決まり』と正しさを吟味して立てられた『定め』と言ったところで、人間同士による決戦から自然もしくは宗教的な定めへの移行を思わせます。



ちなみに『定かなり』という形容動詞がありますが、それと同じ対応変化にあるのは『定む・定める・定まる・定か』『静む・静める・静まる・静か』『暖む・暖める・暖まる・暖か』があるようです。

さくら(独唱)

久方の 光のどけき 春の日に しづ心なく 花の散るらむ





大野氏の「日本語の起源」(岩波新書)によるタミル語対応の日本語たち。


なる。

張る。

咲く。

散る。

行く。

定め。

知る。

旅。
スポンサーサイト
  1. 2014/07/07(月) 19:23:27|
  2. 新しい日本人論
  3. | トラックバック:0

トラックバック

トラックバック URL
http://gold1513.blog48.fc2.com/tb.php/516-eafcc1e1
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。