思考の社会学 ~心理学革命~

人それぞれ、様々な個性的思考のもと、論議し生活している。我々は人々に影響を与え、影響を受け、時代が変わってきた。 そんな様々な思考が交錯することで生じる時代変化など、心理学的にまた社会学的に考察する。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

二大政党制に見る保守

昨年話題となった政権交代、その二大政党は「民主党」と「自由民主党」である。思えば、小泉元首相は民主党と自由党の合併が噂された際には、「自由民主党が二つできるの?」とおどけて見せていた。また政権交代後には「自民党には自由はあるが、自由がなくなったのが民主党だ」と言っていた自民党員さんもいた。いやはや、日本には「保守」なる理念が曖昧なためにそんな暢気なことを言って来れたものかと最近思う。
そもそもイギリスを範とした二大政党制、当のイギリスでは初め「保守党」と「自由党」であったことに比べ、日本の戦後1955年体制は保守側「自由民主党」と改新側「日本社会党」の対決、保守政党の方に「自由」が付き、「保守」なる名が追い出された形となっている。それと言うのも、全体主義的傾向による敗戦からだろう、「保守党」なる言葉が当然避けられ、改新側の社会主義的傾向理念に対抗した新たな目標の「自由」「民主」が保守政党側の名称に用いられるハメとなった戦後日本なのである。
またイギリス二大政党制初期の「自由党」に加え、アメリカ二大政党制は「民主党」。共に改新政党側の改新目標として「自由」「民主」が張り付けられていたイギリスとアメリカなのだが、日本では保守政党側に「自由民主党」だ。目標理念における自由民主か計画社会かの対決がなされ、伝統維持と並べての論議を避けた日本。伝統維持は議論の表舞台に上がらず、陰で計画されたてきた日本政治意識なのだ。伝統維持との関わりの中で、随時何を改革するかという目標理念の統合に力を入れなかった改新野党側、自らの目標理念の主張闘争に力を入れたため多党化してゆき、長らく自民党一党独裁となったのも、「保守」が曖昧とされた戦後日本の意識形態の業である。
甲虫のビートに乗って思うのだが、二大政党制の発祥の地では、「安い席の方々は拍手を、高い席の方々は指輪を鳴らしてください」と言うジョークが通用していた。
スポンサーサイト
  1. 2010/02/19(金) 09:17:17|
  2. 天才論
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<好き嫌いの法則 | ホーム | 前向き教>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://gold1513.blog48.fc2.com/tb.php/5-1c2443f3
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。