思考の社会学 ~心理学革命~

人それぞれ、様々な個性的思考のもと、論議し生活している。我々は人々に影響を与え、影響を受け、時代が変わってきた。 そんな様々な思考が交錯することで生じる時代変化など、心理学的にまた社会学的に考察する。

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カフカ『変身』 ~月光仮面のおじさんの場合~




日本で『変身』と言えば、やっぱ月光仮面に始まり、ウルトラマンに仮面ライダーだ。だけどカフカの『変身』を読むと、何だか自らの意図しない突然の困った変化であって、どうやら日本の月光仮面の一応はカッコイイと認めて欲しい姿隠しとは、ちょっと違っている。

いずれにせよ、変身の後には習慣化された視線とは一味異なった眼差しで周囲から見つめられる点では同じだ。カフカの場合は、たとえば介護問題などのように突然日常生活から離反してしまった戸惑いであるのにたいして、日本の月光仮面の場合は、格好良く正義を示したいところで人々に売名行為と呼ばれる危険性や日常生活で敵組織に狙われやすくなる危険性などを気にして意図的に変身を編み出したのである。



結局のところ、カフカの『変身』ではグレーゴルは死んでしまう。誰からも期待されていなかった変身だったから、その期待されていない様子を観察して死んで、残された人々の前向きで終わる。

それに比べて、日本の変身ものは生きていくのに役立つ仮面の意味であるため死の意味は希薄であり、むしろ死んじゃうのは怪獣の方だ。なるほど主題は売名行為を隠すための正義の変身なのであるが、ひょっとしたら怪獣誕生にカフカの『変身』のような物語が隠されているのかも知れない。

つまり怪獣は期待されない『変身』の結果であり、わけもわからず悪者扱いする訴訟を起こされた『審判』にたいして暴れ出した疑いがある。





『タイの寺院』にいる虎が、かわいい。

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  1. 2013/07/01(月) 19:18:02|
  2. 現代思想
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