思考の社会学 ~心理学革命~

人それぞれ、様々な個性的思考のもと、論議し生活している。我々は人々に影響を与え、影響を受け、時代が変わってきた。 そんな様々な思考が交錯することで生じる時代変化など、心理学的にまた社会学的に考察する。

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【試作品】通奏低音とヴァイオリン ~階段ベース~




パッヘルベルの和音進行
Ⅰ-Ⅴ-Ⅵm-Ⅲm-Ⅳ-Ⅰ-Ⅳ-Ⅴ


パッヘルベル可能ベース (1)
1-7-6-5-4-(3)-4-5


パッヘルベル可能ベース (2)
1-7-6-5-4-3-(2)-5

パッヘルベル可能ベース (3)
1-7-6-5-(4)-5-6-7





はじめに自己流解釈が入り込んだものであって、音楽的専門知識に乏しい見解であることを断っておきますが、まずパッヘルベル・カノンの可能ベース (通奏低音) として階段状 (7小節から8小節の移行は例外) となる三つを想定してみました。

それらは三つとも5小節目までは同じ下降階段状で共通しており、谷に相当する最下点がそれぞれ (1) が6小節目、 (2) が7小節目、(3) が5小節目と異なっている過ぎません。特に (3) の8小節目の7音から次の1小節目の1音へ戻る移行では、きれいな階段状の連続になるため、永遠に続く下降上昇のサイクル階段です。

また (1) から (3) のそれぞれの可能ベース音は、可能ベース (2) の7小節目2音を除いて、すべてカノン・和音コードに含まれ基礎キー音より高いものであります。7小節目の『Ⅳ』にたいして『Ⅱm』の代用が示されるのは、その例外性をなくす要素もあるのでしょう。



【 all you need is love の階段ベース】

さて all you need is love の該当部分においては、コード基準音の近方推移――次に移行する音のオクターブ上下を比べ、より音の高低差が小さい方への移行――は高い方へと順次進行しています。



| all you | need is | love | love | love is | all you need | ~ LOVE IS | ALL YOU NEED |

(引用部分は最後の love is all you need の繰り返しに入るところが7と8小節目にあたります)

Ⅰ-Ⅲ-Ⅵm-Ⅰ-Ⅳ-Ⅴ-Ⅰ ~

基準 +2 +3 +2 +3 +1 +3 ~

(曲構成からして、実質、7小節目までが有効)



その点パッヘルベルのカノンは、7小節から8小節の推移が続けてプラスとなる例外を除けば、交互に下降上昇します。


Ⅰ-Ⅴ-Ⅵm-Ⅲm-Ⅳ-Ⅰ-Ⅳ-Ⅴ
基準 -3 +1 -3 +1 -3 +3 (+1)


つまり all you need is love の該当部分は、パッヘルベルのカノンの特質である『通奏低音とヴァイオリン』の関係から、下降上昇の和音コードを上昇一途に変換した形となっています。

ここからはさらにインチキくさくなりますので、話半分に流してもらいたいと思いますが、すると all you need is love の可能ベースが想定できます。


all you need 可能ベース (1)
1-7-6-5-6-7-1 ~

all you need 可能ベース (2)
1-7-6-5-4-5-1 ~


all you need is love もカノンの階段ベースを見習えば、上記のものが可能でしょう。想定したものは、はじめに下降し始める階段ベースでありますが、逆にはじめに上昇し始める階段ベースは困難であります。と言いますのも、たとえ2小節目で和音コードに含まれない2音を飛ばして3音にしたとしても、3小節目の和音Ⅵm (6・13) にたいしては和音Ⅵmのキー6以上の高音は6とオクターブ高の1のみ――カノン・コードでは和音キーよりも高い音をベースに使用しているから――なのです。つまり 1-3-6 ではなだらかな階段状にするには無理なわけです。

何を言いたいのか曖昧になってしまいましたが、要するにパッヘルベル・カノンには『通奏低音とヴァイオリン』の共存があり、all you need is love の該当部にも適用されているだろうこと。そしてそれがバロック期のドイツに由来するであろう理論的な見込みのためです。

all you need is love


なるほど出だしではフランス国歌が用いられている all you need is love ですが、それはバッハが組曲の呼称に『序章』を意味するフランス語 Ouverture を置いたのと似ている感じがします。ですから後半のドイツ的なパッヘルベルの雰囲気が基本な立場の曲でしょう。

グリーンスリーブス

また all you need is love の最終部分ではシェークスピアが活躍した頃にはあったであろう、イギリスの greensleeves が流れますが、パッヘルベルの階段ベースに向かわせると、次のような進行もあり?かと思われます。

|Em|Em|D|D|C|C|B7|B7|
|G|G|D|D|C|B7|Em|Em|

ボブ・ディランもヴァイオリンを織り交ぜた曲に仕上げてるし。

one more cup of coffee





【strawberry fieles forever】

| that is you | can't you know tune | in but it's all | right | that is I | think it's not too | bad | ~ |

(引用部は、二番後方のストリングス弦楽器が大きくなり始める部分)

Ⅳ-Ⅴ-Ⅰ-Ⅵm-Ⅳ-Ⅴ-Ⅳ-Ⅰ



この弦楽器が入った部分も、面白そう。


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  1. 2012/09/11(火) 19:08:38|
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