思考の社会学 ~心理学革命~

人それぞれ、様々な個性的思考のもと、論議し生活している。我々は人々に影響を与え、影響を受け、時代が変わってきた。 そんな様々な思考が交錯することで生じる時代変化など、心理学的にまた社会学的に考察する。

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フランス語 oi の現実認識




フランス語 oi の特殊性の一つに、宮廷 courtisan が関わっているように思えます。

courtisan
courtisane
courtisanerie
courtiser


courtois
courtoise
courtoisement
courtoisie

仏和辞典によれば、前者の【i】と後者の【oi】に分類されますが、それはもともとのラテン語を参照にした【i】の語彙より、新たなフランス語の特質によって【oi】を発生させた感じがするのだが、実際はどうであったのだろう。

この違いには、大いにフランス語の特質を示す事柄が潜んでいるように思えてならない。13世紀のフランス宮廷社会で書かれた 「ばら物語」 にしても、フランス語【oi】の特質に関係した結果として考える必要がある。

古代ギリシャの教養遊女や高級娼婦を意味する courtisane という軽蔑的な 「へつらい的ぶら下がり」 の語彙にたいして、宮廷内の女性にたいする 「礼儀作法を知っている」 という賞賛評価する courtoisie を派生させた形ではなかろうか?

17世紀のパスカルが社交から一歩引きながらも一方的に社交を断罪せず、20世紀後半のボードリヤールにつながる視座を持ちあせていたのも、宮廷に関する【i】と【oi】の二面性を解釈するフランス語の影響によるものだったと考えられる。



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  1. 2012/02/06(月) 06:38:09|
  2. 現代思想
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