思考の社会学 ~心理学革命~

人それぞれ、様々な個性的思考のもと、論議し生活している。我々は人々に影響を与え、影響を受け、時代が変わってきた。 そんな様々な思考が交錯することで生じる時代変化など、心理学的にまた社会学的に考察する。

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二種類のイノベーション

現代の資本主義優位の自由競争意識は、それぞれから発せられる生産のイノベーション (改新) が消費者の支持によって進んできました。

しかしイノベーションには、二種類あります。

一般的に生産計画側が【貴族的イノベーション】を提示し、市場にて【平民的消費者の評価】がなされてきたのですが、一つは貴族的イノベーションの情報公開度が高い全体的平民の意識向上につながったもので、もう一つは貴族的イノベーションの情報公開が低い平民同士を争わせる分裂化につながるものであります。

つまり現在の世界的デモの発生とは、後者の【イノベーションの情報公開が低い消費者側の競争】の結果と言っておけます。

人々は消費競争 (生活レベルの向上) を行ってきましたが、生産イノベーションについての監視がなされてこなかったのであります。(監視意識のイノベーションもあるのです)

インターネットが発達すると共に、随時新たに発売される商品を評価することで時代の進化を見たのでしょう。またその商品評価をする宣伝舞台がイノベーション度の主流評価となり、各人が新たな商品開発することに目標意識を持ったのであります。

平民各人の職業的向上心はそうした【商品開発というイノベーション観】に集中し、そこに達すると貴族的イノベーションの発信地という自画自賛的な意識となります。

【認められるイノベーション】が平民の消費意識によって判定されるものであると同時に、それぞれの貴族の生産意識が【イノベーション観を植え付ける舞台】を作って競争してきたのであります。



いずれ台頭するのは、文化圏単位における連携意識が公開的 (公正的) にイノベーションされる社会でありましょう。それは商品に集約されるイノベーションではなく、連携し合うための公開知識というイノベーションであります。

そうした新たな文化圏は、他の連携なき文化圏を見下すだけの力が必要であり、困窮する人たちが求めるものとなる必要もあります。逆に言えば、あらかじめ他文化の連携のなさを見下す共有目標を持った上でなされる、新たな連携というイノベーションとなります。

見下すこととは、必ずしも 「思いあがり」 ではありません。逆に 「思いあがり」 と見なす意識こそが平民的な 「あいつよりはまし」 という思いあがりです。謙虚を被った隠れた見下し (現大阪市役所) を改革するには、それ以上の見下し (橋下市長) が必要なのです。

「きれいごとでは済まないんだよ」 という事情通の意識で争う文化圏では、まず新たな連携意識を進めることは無理でしょう。



全く今までのイノベーション論とは、平民に向けて 「貴族の特権を探らず、おまえらは自己努力をしていろ」 というマインドコントロール効果が満載な、そんな貴族的メディアに重宝されるものだったのであります。

しばらくは平民を競争させておく、そんな情報公開しない貴族的連携ばかりが進化 (イノベーション) するのでありましょう。

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  1. 2012/01/11(水) 07:55:05|
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