思考の社会学 ~心理学革命~

人それぞれ、様々な個性的思考のもと、論議し生活している。我々は人々に影響を与え、影響を受け、時代が変わってきた。 そんな様々な思考が交錯することで生じる時代変化など、心理学的にまた社会学的に考察する。

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フジテレビは井伊直弼がお好き? ~ナオスケ主義と反ナオスケ主義の闘い~

フジテレビにたいする抗議活動について、単純に 「ネトウヨ」 あるいは 「右翼」 と解説したがる人々とは、井伊直弼的な開国方針に多大な喜びを抱く方々なのかも知れない。一方、今回のフジテレビ抗議活動勢力とは、井伊直弼に反対していた尊皇攘夷論から、外国排斥(攘夷)の意味を除いた薩長同盟以降の尊皇開国論の立場にあると言える。実際、彼らの場合は韓国排斥と解説されること自体に警戒の意識さえ働いているからである。つまりフジテレビ抗議活動には、井伊直弼の開国方法にたいする明治維新の意識が働いているのであって、尊皇攘夷論的な外国排斥の右翼性はほとんどないのだ。あくまでも問題は、日本国内における韓国文化の取り扱いの方に向けている。

しかし現在にいたっては井伊直弼的な開国方法に自身の利権を持つ人々たちがいて、そのフジテレビ抗議活動の問題提議点を知りながら、わざわざ韓国排斥の右翼勢力と宣伝したがっているだ。全く明治維新までの日本人たちは、互いに【海外勢力を味方についけない】という暗黙のルールのもとで国内闘争をしていた訳なのだが、今やそのような国内に限定した日本人同士の競争が共有されないまま、まるで【ごり押し報道の自由】をグローバル的な自由競争の原理と考えているようなマスコミ界なのである。それでは、ホリエモン的な自由競争やリーマンショック的な自由競争とたいして変わらない、【自由競争のごり押し活動】と言ってもよいものに相当する。

そのように考えれば、高岡氏解雇事件とは平成の安政の大獄であったのだ。高岡氏のツイッターが多数の人々によって持ち上げられたことからして、もはや彼一人の問題ではない領域にあったにも関わらず、議論にされることもないまま当然のように彼の解雇に向かったことは、まさに井伊直弼が行った安政の大獄と等しい社会情勢だったのである。その当然性の維持に問題を見たのがフジテレビ抗議活動の始まりであって、やがては桜田門外の変を運命づける勢力になるのかも知れないのだ。

繰り返すように、フジテレビ抗議活動とは韓国排斥でなく、井伊直弼の方策に向けた国内問題である。井伊直弼を庇う人々とは現状の徳川幕府の利権に多くをあやかっている人々であって、新たな明治維新の勢力によって利権が奪われないよう、日韓問題やグローバル問題の議論になるようにと、白々しく努力しているに過ぎない。

もはや日本のテレビで解説する人々とは、幕府体制を守ることで自らの利権が確保できる者に人選されており、言わば坂本龍馬を暗殺しようとする側の人々である。全くNHKも昨年は坂本龍馬を持ち上げておきながら、今日のフジテレビ抗議活動の始まりについて報道すらしようとしないのだから笑える。実際は自らが龍馬を排除する勢力に味方していながら、龍馬を持ち上げる番組作りに励んでいたのである。それはまるで二宮金次郎の銅像を指差しながら自らが評価される立場にならないようにと、一方的に金次郎の素晴らしさを語る伝統芸らしきを受け継いだだけのNHKもしくは日本のテレビ界であったことを証明した形だ。

ほんに日本の龍馬ファンは、輝くほどに間抜けである。明治維新を目指そうとしているフジテレビ抗議活動なのに、何故NHKは報道しないのか疑問も感じないのだから、そのたくましさに脱帽だ。多分、彼らが当時の日本に生存していたのならば、近くにいても龍馬なんかには興味を示さず、他の誰かをスゴいと賞賛し感動していたに違いない。所詮、彼らは多くの人々が同じように賞賛するまでは他人ごとのようにスルーし、多くの人々が賞賛する段階になって初めて自らも賞賛し楽しむだけの人々なのだ。

まとめること、今日のテレビ界と抗議活動勢力の対立とは、ナオスケ主義と反ナオスケ主義の国内対立である。何故、当時の人々が井伊直弼の方策に反対したかと言えば、一つに清国におけるアヘン流入な事態の危険性があったからなのだ。ナオスケ主義は半ば捏造的流行(いいとものランキング)を計画したように思われるが、それこそがアヘン流入による一方的な市場確保なのである。おそらく 「嫌ならば見なければいい」 的な発言とは、アヘン販売元とつながった人間であるか、さもなくばアホな趣味の自由を最高信条とする人間から発せられる意見なのだろう。

まあ~、こんなこと言ってもたいして変わらないであろうから、ここはそれぞれのお馬鹿加減で、それぞれのごり押しに励むのが似合う、そんな日本であろう。もはや義務教育の日本史で何が教えられて、何が学ばれているのか、私にはもうわかりません。



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  1. 2011/08/09(火) 11:46:47|
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