思考の社会学 ~心理学革命~

人それぞれ、様々な個性的思考のもと、論議し生活している。我々は人々に影響を与え、影響を受け、時代が変わってきた。 そんな様々な思考が交錯することで生じる時代変化など、心理学的にまた社会学的に考察する。

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桜の木から見える風景 ~名の知れぬ花びら~

日々、何気ない穏やかな日常生活が過ぎていた中、なにゆえに大きな地震が起きて、なにゆえに大きな津波が引き起こされたのだろうか?



久かたの 光のどけき 春の日に

しづ心なく 花の散るらむ



そんな原因など知る由もなく、この卒業や入学などが巡る季節たちは、一人一人の人生、もしくはその節目節目を象徴するかのごとく、桜の花の咲いては散って行く姿を、毎年毎年映してきた。

一体、誰が散り、誰が咲くのか。一体、誰が津波にのまれ、誰が残されたのか。それぞれのひとひらが織りなす今年の景色は、名もなき匿名のまま、まるで一体それぞれ誰なのかを問う時間を奪うかのように、咲いては散るのだろう。



花の色は うつりにけりな いたづらに

我が身世にふる ながめせしまに



いやはや、地震や津波の発生が何を意味しようが、すでに起きたという戻れぬ定めゆえ、その場その時の我できることの使命に追われては、ふと気付けば今年の桜も散っているのかも知れない。

はや、年輪を重ねた桜の木も、名も知れぬそれぞれのひとひらの咲いては散る姿、今年も眺める人のそれぞれを見ては、やがて名の呼びおこされる時のため、記憶に染み入るに立つ。



散った花びら、見ずも咲いていたことの証にて、名も知らずも名がありしこと定かなり。



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  1. 2011/03/28(月) 18:21:56|
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